2024年12月8日 加筆修正しました。
24歳になりたての1997年、ベンツの上で営業マンがあぐらをかいているような不動産会社広告が多い時代、真面目そうな不動産会社に入りました。
しかし、普通の不動産会社と思って入社したものの電話を掛けてアポイントをとらなければいつまでたっても数字が0という過酷な電話営業の会社でした。
電話を掛ける相手は名簿だったり市内局番だけ固定して0000~9999まで番号を1つづつずらしながら電話するという手法で、相手の名前も住所も知らない中でヒアリングをかけ、アポイントを取っていく毎日。
電話営業が性に合っていたのか、アポイント表は自分だけびっしりになり成績は安定。同時に飛び込み営業も並行して行っていくようになります。
10年ほど勤めたこの会社が倒産し、上司が作った会社についていき、また倒産。倒産が2度続くという自分の引きの強さ(?)に気が付きました・・離婚。
再婚し「絶対につぶれない会社に入る」と心に決め、運良く大手仲介会社(三井不動産リアルティ)に入社。生まれた息子に優真と名付けました。人に優しくて真っすぐな子でいて欲しいと。
ここからは、衝撃の連続でした
・お客様が来るのが当たり前の環境
・大手同士の戦いが多い※お客様の回遊
・仕入れ営業マンが来すぎる
すばらしい環境でしたが・・・大手の完全反響営業に退屈さと疑問を感じてしまうのです。そして、必ず他社と比較され続けていくこと(物件査定や回遊客)がイヤになってしまいました。自営型の人間として大手の窮屈な社風が合わなかったこともあるかもしれません。
「反響営業って俺の力じゃないな。会社の看板が無くなった時に俺はどうなるんだろう?」
そこで、この考えが浮かびます。
「今までやってきた営業を自分から仕掛けたほうが早いんじゃないか?仲介の世界で源泉営業が通用するか試してみよう」
同僚の「アイツ何やってんの?」という冷めた目線を感じつつも今までやってきた源泉営業を1㎜もやる必要がないこの会社で試しに実践してみたところ、物上げも売り案件も買い案件も成約が続く大成功を収めることに。
その後試行錯誤を繰り返しさらに成約確度を上げつつ、最終的には同グループ内で「最強マシーン」と呼ばれるようになりました。
2014年退社。
私は成績を上げたいと思っている不動産営業マンばかりだと思いますが、その思いは「今の環境」に強く依存するものだと感じます。
例えば、
・会社の名前でお客様が来る
・会社のお金で集客できる
・会社の力で信用がある
これが「当然」と思ってしまうと、うまくいかない時は全部会社のせいにして逃げることができる。
・会社がお客を呼べなければ無理
・会社が広告費を掛けられないから無理
・会社の信用力がないから無理
大手企業でも、中小企業でもこの思いで仕事をしている営業マンはかなりいるでしょう。
この感覚が私は嫌いなんです。会社のせいにするって生き方がカッコ悪いんですよね。
すべて結果は自分、会社と上司と同僚と内勤に感謝を忘れず堂々と数字を出せる営業マンでいたい。
今の時代とは逆を生きるかもしれませんが、反響営業に頼らない能動型の営業マンをたくさん育成して繋げていきたい。
そういった同じ思いの方と1人でも多く出会って、力になりたい。
これからも私と同じ思いでいるあなたのために、全力で貢献させていただきます。
優真商事株式会社
代表取締役 小林英治
理念
不動産営業マンが【一生続く自信】を持ち全国で稼げるようにすること
自己紹介
東京都江戸川区出身
S48年10月生まれ 3人家族
趣味 読書/極真空手※歴21年初段/幼年少年部指導員
好きな言葉 一筋/スポ根/影の努力
目標 不動産業界の滝沢賢治
優真地所株式会社 代表取締役
優真企画株式会社 代表取締役