物上げとは?誰でもできる物上げの方法とコツ
前回の記事が好評だったみたいで、今回は掘り下げて書いてみます。
不動産の仕事をある程度やっていくと耳にする言葉、それは物上げ(ブツ上げやブツ上げとも言う)
ただ、あなたが置かれた環境や職種によってはまったくやることはないかも知れません。
なぜ物上げという言葉これほど人気があるのでしょうか?
答えはかんたん、不動産の仕事の上でとても儲かるからです。
1.物上げってなに?
2.誰に対してどんなことをする仕事?
3.難しいの?簡単なの?
4.どうして儲かるの?
5.どうしたら覚えられるの?
1.物上げってなに?
【売らせてください】という依頼事や【買いたい人がいます(ホントはいないけど)】ので、ご関心どうですか?というお伺い営業になります。
その【言葉】と【出会い】をお金に変えていくわけですが、これがまた登場人物も物件も多く、とてもドラマチックな世界。
詳しく説明していきましょう。
2.誰に対してどんなことをする仕事?
不動産の所有者に対して【言葉】や【郵便】で接触し【出会い】を創り上げお金に変えていきます。え?よくわからない?そうですよね。
少し整理しましょうか。
不動産売買の世界には仲介手数料(賃貸含む)でお金に変える場合と、転売した差額でお金に変える場合もあります。
そうすると、他人の物件を捌く仲介手数料はリスクが全くない仕事だとわかりますよね(説明省略)
【売らせてください】【買いたい人がいます(ホントはいないけど)】という世界は顧客の取り合い、超レッドーオーシャンになるのです。
その為一般的にはWEB集客の力に頼ろうと思うので、こぞって各社は一括査定サイトで【出会い】を創ろうと、広告宣伝費を投入して仕事します。
そして問い合わせを入れてきたお客様を会社から貰って捌く、これが反響営業。
対局にいる源泉営業の人たち(会社)はこう考えます・・・
そんなレッドオーシャンの中にいても【出会い】は創れない、もっと儲かる仕事はないものか?
だったら反響客以外に自分の力だけで営業かけてやる!(会社がやれ!)という、主に電話や飛び込み中心に仕事をする方がでてきます。
反響営業より当然ですが、辛いです。だって待っているだけだと成績はずーっと0なので。
でも源泉営業ができる人たちは、自らその道を選んでいる。主に独立を目指す、人より稼ぎたいという人達になるわけですね。
その稼ぎは・・反響営業の3倍、いやもっと稼いでいる人たちがゴロゴロいる世界。
弊社はその源泉営業を、専門的に体系立ててお教えしている日本で唯一の会社なのです。
3.難しいの?簡単なの?
例えば一括査定サイトというWEB集客に頼っていればお客様が問い合わせするので、捌くだけなら小学生でもできる仕事です。
ただ、難しさを図るのはそこではなくて「同業他社にも同じ問い合わせをしているお客様(不動産所有者)から自社を選んでもらう」という難しさがあり、
ライバルがめちゃくちゃ多いわけですよ。もちろんこれを小学生ができるなんてもってのほか。
つまり、お客様は来るけどライバルが多く、自社で扱えるように依頼を受ける(選んでもらう)のが難しいという事。
>WEBの力を借りずに仕事をする方もでてきます。(主に電話や飛び込み中心になる)
と書きましたが、別に不動産の所有者は探そうと思えばいくらでもいます。
街中歩けば一軒家やマンションに人は住んでいるし、住んでいなくても所有者を知りたい物件の謄本を取れば所有者がわかる
その不動産は賃貸中の1棟アパートや1棟マンション、空き家や空き地など多岐にわたります。
その所有者に対し手紙を送ったり電話をしたり飛び込み営業をしたりするのですが、そもそもなぜ電話番号がわかるのかというと
104を始めとしてWEB上には過去の電話帳の電話番号を開示しているサイトがあるからです。
そこから電話番号を調べて1.のようなアプローチをするわけですね。
>【売らせてください】という依頼事や【買いたい人がいます】のでご関心どうですか?と。
4.どうして儲かるの?
商売の基本は安く買って高く売る。
反響営業のお客様は高く売ることに人一倍関心があるため、商売の原則を成立させたとしても特殊な売り急ぐ事情がないと【普通の域】を超えられません。
普通の域って何か?・・仲介手数料の両手です。
という事で【普通の域】を超えるチャンスを多く創り出すためには反響客を相手にしてもその場面は少なくなりますよね?
そこで源泉営業の営業マンは違ったことを考えるのです。
「反響客相手という概念を無くして、まったく考えていない人にアプローチするのはどうだろう?」と。
これを効率が悪いと呼ぶか・時代に反していると考えるのかは個人の判断ですが、実際に儲かっている人はたくさんいるのです。
お客様の中には「そのうち客」という方々がいて、そこのお客様から選んでもらう努力を(とてつもなく)する。
なーんだと思われたかもしれませんが、あなたが反響営業なら「今すぐ客」しか追っていないでしょうし、追い方もよくわからないかもしれません。
でも、
>自らその道を選ぶわけですから主に独立を目指す、人より稼ぎたいという方達はこの苦労を進んでやるのです、
そうすると神様はコツコツ頑張っている人にご褒美をくれることがあります(重要)
やはり相手は人間だから売り事情もまったく違います、こちらが想定していた以上の条件で取引がまとまってしまう場面が出てくるんですね。
それは、反響営業のお宝物件が出る確率の比較にならないほど多いです。そして人より稼ぐ営業マンは自分の運がいいと思っています。
運のいい人を研究しているというワイズマン博士によると、運のいい人(稼ぐ人)の特徴って実践する分母の数が圧倒的に多いからと言い切ります。
(反響営業よりもかなり多くの売主様にアプローチをしている)
不動産業者ならだれもが知る上場企業は営業マンがサンドイッチマンになったり、物件前でキャッチをしたりしているので
「時代錯誤」と揶揄されたりする方もいらっしゃいますが、その会社がその営業方法をやめないという事は数字が実際に出ていることが想定できます
(営業マンの感情は抜きにして)。経営ボードでもない他人の私たちがその会社の源泉営業をとやかく言う事でもないのかなと。。
そして反響営業の人はたいてい成績不振になると会社やお客様のせいにしますが、源泉営業の人は全部自分のせいにします。
そりゃそうですよ、やらなきゃずーっと成績0なんだから。これも、稼ぐためには絶対不可欠なマインドなんですね。
・・ちょっと話を戻します。
>【売らせてください】という依頼事や【買いたい人がいます】のでご関心どうですか?と。
詳しく説明しましょう
アプローチしている物件があって、その物件を買い取ってくれたらいくらになるか?という査定依頼に対し値段を出してくれる会社はいっぱいあります。
業態的に買わなきゃいけないノルマを抱えている会社がたくさんあるからです(売買を逆に書く、買って売る会社です)
という事は、その会社から”2000万円ならうちで買えるよ”という話を先に聞いておいたとしますよね(出口価格を取っておく)
物件の売主さんへこう言います
「1000万円で買ってくれる会社さんがいますが、仲介手数料等かかります。その金額なら手数料無しで弊社が買いますけどいかがですか?」
Y→転売し1000万円儲かる
N→1500万にならないの→なんとか社長を説得し頑張ります→転売し500万円儲かる
N→2000万位じゃないと嫌だ→ちょうど買主さんがいらっしゃいました(査定した会社に卸し仲介両手)
N→2500万じゃないと嫌だ→ごもっともですね、ではご希望の金額で売りに出しましょうか(媒介取得)
物件の値段を一桁変えれば同じ仕事で利益は10倍になります…。その買い取る資金がない?
おっしゃる通りです、その悩みを無くした取引を第三者の為の契約・通称三為(さんため)と言い、
なんと買い取る資金がなくてもこの取引を成立させることができるのですが、細かくは割愛します。
(登場人物をABCと仮定するとAが売主Bが私達Cが転売先の買主、つまりCの為にする契約という意)
これらの営業方法をこの記事に当てはめて読むと、なるほどそうやって営業するのか!?となります。
マンションの空室あるでしょう?優真の物上げDMを送るとこうなります
4.どうしたら覚えられるの?
こういった源泉営業をしている会社はたくさんありますので、ご自身で転職して入社されると覚えられます。
今の立場を守りつつ覚えたいなら、源泉営業を優真で覚えればできるようになりますよ。
弊社が推奨するのは「今の仕事を続けてお給料をもらいながら無敵の源泉営業を覚えてしまう」ことですから、こういった源泉の世界にご興味のある方は
どうぞブログを読み込んでみてください。
あなたがブログを読み込み数々の源泉営業に繋がるテクニックを一人でやっても良いですし、私のような専門家の力を活用して二人三脚で覚える方法もあると思います。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
優真グループ
小林