飛び込み営業を不動産売買営業に使う方法はこれだ 前編
2019年11月10日 下記記事加筆修正しました。
不動産売買営業で個人宅へ飛び込み営業をするお話です。
さて、飛び込み営業について「今どきそんな営業やるの?ブラックすぎるんだけど!」と声を聞くことが多いので
正しいやり方さえ教えてもらえれば、こんな面白い仕事は無いよ!という記事を書きますね。
私がはじめて飛び込み営業をしたのは約20年前、デビュー戦は忘れもしない渋谷区恵比寿でした。
まだ入社して1週間足らずで名刺もなく、販売代理で受けた(当時はそんなこと知りませんでしたが)マンションのモデルルームで
課長(過去記事参照)「じゃぁ近所を飛び込みしてこいよ。このモデルルームにお客さんを連れてくるまで帰ってくるなよ」
私「え??? は、はい」
たしか、11月の冬でした。
夕方。
コートを着てバッグと物件のパンフとチラシを持って、近所のマンション(コーポ?)を探しました。
マンションがあれば入れる時もあるし、玄関前をウロウロして入れなかったり。。。
初めてだったので何もわかりませんでしたが、知らない家に入るのは想像以上に怖かったです。
そして、1時間以上過ぎたころ
オドオドしながらも・・あるマンションに入りオートロックが無かったので階段で2階へ行き玄関前に行きました。
シーンとしていて何か・・泥棒かマズイことをやっている気持になりながら
ピンポーン・・・ちょっとの間
お客様「はい?(若い男性の声)」
私「あ、あの、○○会社の小林と申します。すぐ近くでモデルルームをやっているので見てもらえませんか?」
しばらくまた間があり、玄関先に来てもらえました
チラシを渡すと
お客様「ふーん。・・ねぇ、すぐそこのマンションだって?見てみる?」
と後ろの彼女に振り返り話をしていました。
彼女「へぇ、見てみよっか!」
というふうに、一緒に連れてモデルルームに帰還することができました。
そのカップルは若い大学生風で「買主」になる属性はまったく満たしていませんでしたが
そんな事は当時の私が知るわけもなく、ウキウキしながら連れて帰りました。
モデルルームに連れて帰ったその時課長のびっくりしていた顔は未だに覚えています^^。
初めての飛び込み営業はこんな感じで終わり、ここから源泉営業の世界に身を投じていくのですが・・・
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本題です。
今から約20年前は、営業の教育指導というのものが絶対的に足りない時代でした。
理由はインターネットが普及していないために、他の選択肢を知ることできない不動産営業マンが
歯を食いしばりながら生き残りをかけて頑張っていたので、指導側もそこまで考える必要がなかったのです。
上司の一言「やれよ、とにかく。話はそれからだ」
プールに泳げない人を落として、向こう岸までがむしゃらに泳がせてゴールさせるやり方。
これ一見正しそうでカッコいいかもしれまんけど、今の時代背景には合いませんよね?
だって、今や仕事の選択肢はいくらでもあるし、そもそも意識の高くない営業マンがそこまでやる必要があるのかどうか。
正しいやり方さえ教えてもらえれば、こんな面白い仕事は無いよ!
と冒頭で書きましたが、
・意識の高い営業マン(稼ぎたい・上に行きたい)に
・順序を決めて、適切なやり方で
・かつ、営業マンのストレス(精神的、身体的苦痛)が極めて少ない
やり方を教えてあげれば、こんな面白い仕事は無いよ!となってさらに数字が上がるんですよね。
プールに泳げない人を落としても、コーチが泳ぎ方を教えてあげれば向こう岸まで早く綺麗にゴールできるんです。
優真商事顧客創出部