仲介手数料無料はいつまで続くのか
こんにちは
ネットでは仲介手数料と検索すると必ず無料とHITします。
しかも毎回毎回検索結果の上位表示ですね。それだけ一般顧客目線の関心が高いことが伺えます。
今あなたが場倍でも賃貸でも不動産業界にいるのなら、お客様から頂戴する仲介手数料を無料にしても仕事が成立する物件はここで書くまでもありませんが(??となる方はこちらをご参考ください)さていつまでこのビジネスモデルは続くでしょうか?
弊社の見解では「まだまだ続いていく」と考えます。
理由
1.需要が止まらないというよりは、市場経済そもそもの流れからして「売主(貸主)業者からの供給は止まることがない」から。
2.供給を生み出す売主(貸主)業者が自社で販売(客付け)を完結させることができれば、無くなるかもしれません。
しかし、資金繰りを考えた中で早期に利益を残すことが企業の第一課題なら、手数料を払ってでも客付けの力を借りるのが一般的な流れでしょう(ここは超大手の売主(貸主)業者物件(CMレベル)は例外なので省きます)
3.一般顧客が「売主(貸主)から買えば(借りれば)手数料がかからない」とネットでさんざん書かれていて理解していて、売主を探す一般顧客もいます(極端な例は謄本を上げたりとか)そして、直接売主に連絡する方もいるんですよね。
でもそんなことをされても売主業者は2.の理由や後述※の理由から、「仲介業者を通して買ってください」という対応をするところがまだまだ一般的です。
※その物件の企画(仕入れ)自体が仲介会社から紹介された物件なら、一般でも期限付きの専任でも返すことが次への取引へ繋がります。
以上から、独立したてのあなたやこれから独立を考えるあなたでも、仲介手数料無料のビジネスモデルはまだまだ使えると思います。
しかし、社長さんや幹部の考え方で仲介手数料を無料にはできない、そもそも無料でやる仕事は世の中あるわけがない、質が悪くなりプライドが無くなるという業者さんもいっぱいあることは事実で、ごもっともです。
そのあたりは、今もしくは今後社長になるあなたがどの方向性にビジネスをもっていくのかを考えながら、進めていかれてはいかがでしょうか。