不動産営業マンの元上司はカッコ良かった
2018年6月23日 下記記事加筆修正しました
何故不動産業のお休みが水曜日に多いのか、当時上司に聞いてみました。
上司「契約が水に流れるからだろ?」
・・・納得したのは遠い昔^^
さて、今日はそんな不動産営業の元上司と久しぶりに会話した、
最近私の身の回りで起きた出来事を書いてみようかなと思います。
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今から約20年前、当時23歳の私は不動産会社に転職しました。
転職理由は遊びで作った借金200万円です。
転職先で指導してくれた元上司は私の4歳年上、
〇〇メイ〇ラン〇で電話営業上がりの上司で「投資の電話営業で必要のないものを売るのが嫌になった」という人でした。
その後、その上司からはチラシ撒きや捨て看、電話営業、時には飛込み営業を教わり(多分自分はやったことが無いはず)
・・最終的には売買交渉まで教えて貰い、自分の課を持つまで育ててもらいました。
当時は宇多田ヒカルがデビューした頃で、
車の中や雑居ビルの会社やモデルルームでデビュー曲を聞いていて「この子いいよな」なんて二人でよく話していましたねー。
売れた時も売れない時もありました。
大クレームも、ケツを持ってくれました。
宅建試験も同じ年に二人一緒に受かりました。
一緒にお酒もたくさんたくさん飲みましたし、不動産屋お決まりのキャバクラもたくさんたくさん行きました。
(※私はもう一切行きません。眠くなってしまうので^^)
元上司は行きつけの店のキャバ嬢と結婚し、家庭を持ち、幸せな毎日を送りました。
(のちに離婚・・不動産あるあるですね)
・・・・・
その後、元上司はある会社の設立参画に失敗し離婚。
不動産ブローカーになったと風の噂で聞きました。
(※不動産ブローカーとは、業者免許を持たずに物件情報をA社からB社へ流し手数料を貰うなどする仕事)
さらに月日は流れ・・・元気かなと思っていたら先日ある仲介会社のHPで新入社員として載っているのを発見。
すいぶん痩せていましたね。
久しぶりに会話をしたところ
「波の有るブローカーの仕事はもういい。今は月給23万と株を運用して生活している。安定が一番いいよ」との事。
私が感じたことは、たくさん、たくさん、ありました。
・会社の設立参画をするべきだった?
・不動産ブローカーになる必要があった?
でも今更そんな終わった昔話を掘り起こしても、何も生まれない。
会話にはお互い悟るような空気があり、そんな過去の話なんて一切しませんでした。
ただ、今がそうあるだけであって。
「色々あったよなぁ・・。でもまだまだこれからだろ?」
そう言った元上司が、超カッコよかったです。