金融機関の違い 個人信用情報

あなたは個人の信用情報って聞いた事はありますか?
これは、不動産売買の仕事をしていると切っても切れない仲になります。

詳しくご説明しますね。

金融機関は融資の可否を決める際に、そのお客様の信用情報を職権で確認する事ができます。

信用情報と言うのは簡単に言うと、現在や過去の借金の有無、返済履歴の事です。
これは普段カードを作る際や、お金を借りる際に私たちは見逃しがちですが「信用情報機関のココとココとココに登録しますよ」という約款がカード会社やお金を借りる契約の中で契約条項の中に組み込まれています。

こういった第三者機関に自身の情報(返済履歴や借金)を登録管理されていると、いい意味で借りすぎの多重債務を防げたり、身に覚えのない借金のような何かがあって請求が来たとしても、そこに問い合わせをすれば確認ができますので安心ですよね。

基本的に不動産業者が使う信用情報は以下の3カ所を指します。

  1. CIC  流通系カード情報
  2. JICC ノンバンク系カード情報
  3. 銀行協会 銀行系の借り入れ返済状況

あなたが昨日アマゾンで買った物や、車、スーツ、キャッシング、学資ローン等ほぼこの3カ所の情報を確認するだけでわかります。

ある意味、とっても便利です。
では、どうやって確認するのか?昔はそのまま訪問するか、郵送での手続きでしたが、今はスマホで簡単に情報が取れます。良い時代です。

金融機関の審査が通ったり、通らなかったり、1番簡単に探りを入れるのはこれらの情報での延滞記録です。

例えば信用情報を取得してみると、過去に約10万円の買い物で支払いが1,2回遅れてしまった事が情報からわかったとします。
金融機関は何千万円というお金を何十年というスパンでお金を貸すわけですから、たかだか十数万円ローンで遅れてしまう方は、「なぜこれだけの買い物でお金を管理出来ないのだろう?」と思われリスクが高いので融資を見合わせる、と、こう言う事なんですね。

口座にお金を入れておくの忘れちゃって・・・(笑)お客様から当たり前のように出る言い分ですが金融機関からすれば一言「管理が出来ていない」

何も言い返せません。。

あなたも逆の立場だったらそう思いますよね。
最近巷で騒ぎ出されたのは携帯の分割払いです。通信料と一緒にたかだか数千円の支払いを払う購入方法ですが、この支払いを数回延滞したおかげで住宅ローンが組めないとニュースでも取り扱われています。

こんな優良な属性のお客様なのに、何でローンが通らないんだ⁉︎日常業務でこう感じた時それは、こんな事が原因の事が多いので、無駄に金融機関の詮索をするよりはお客様自身に信用情報を取得してから作戦を練った方が事業的には生産的です。

金融機関によっては、1度2度の延滞記録があっても取り組む所はありますので。。どこか?と言われても明確にはわかりません。
相手側も貸すのが仕事ですから、タイミングやその時の視点事情があるかも知れませんね。

※ローンが通らなくてお悩みになった時はこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

金融機関が融資の秘訣をする場合、「支払いの遅れが」という明確な返答はせずに「総合的な判断で」と言われます。

前回の記事で担保評価面での否決もあるかと思いますが、いずれにしても信用情報の事を知っておくだけで交渉にも幅が出ると思います。

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